エコ結び基金で、「国産材活用ワークショップ」を実施

エコ結び基金では、国産の間伐材の利用促進を通じて、日本の森林を守る取り組みを実施しています。

去る2023年3月24日(金)、東京サンケイビル(大手町)で、国産材活用ワークショップ「木のはがきで、桜のお便りをつくろう!」を開催しました。

間伐材で作った木のはがきに、シールやマスキングテープなどを貼ったりお絵かきしたり、自由にはがきを作っていただこうというもの。間伐材を使ってもらうこと、春を意識してもらうことで、環境意識の啓発・向上の促進を目指します。折しも都内でも一斉に桜が咲きはじめたタイミングで、参加した人たちは思い思いに、自分が感じた春をはがきにしたためました。

1日を通しての開催でしたが、お昼休みや終業時間間際などに集中し、また、女性の参加者が多く見られました。「ふと通りかかって、ちょっとやってみようと思った」という女性は、「木のはがきに書くのも初めてで、思ったより楽しかった。家族に出すので、早速この後郵便局へ行きます」と笑顔。ちょっとした作業ですが、工作する・表現するという楽しさを思い出すのか、男性・女性、年齢問わず、みな楽しそうにしていたのが印象的。ワークショップには約60名の方が参加し、大切な方へのメッセージが木の香りとともに大丸有エリアから届けられました。

ワークショップ参加の方々に、エコ結び基金の活用先についてアンケート回答いただいたところ、「エコ結びを知っているか」という問いに対しては「知らなかった」という方が多かった一方で、「イベント告知の館内ポスターを見て来た」という方もいるなど、エコ結びの周知、定着が一歩ずつ進んでいることも感じられました。また、多くの方が「植林活動」や「リサイクル」といった環境課題について高い関心をお持ちでした。

エコ結び基金では、これからも多くの方が参加できるサスティナブルなまちづくり活動を支援します。皆さまも、ぜひご参加ください。